コアインフレ率、過去40年間で最高を記録

米国の9月の消費者インフレ率は前年同月比でわずかに緩和されましたが、エネルギーと食品を除く物価上昇率は加速し、過去40年間で最高となりました。

労働省が1日に発表した消費者物価指数（消費者が商品やサービスに支払う金額を示す指標）は、9月に前年同月比で8.2％上昇し、8月の8.3％を下回ったと発表しました。7月の年間8.5％、6月の9.1％の上昇から低下し、過去40年間で最も高いインフレ率でした。

変動しやすいエネルギーと食品価格を除いた、いわゆるコアCPIは、9月に前年同月比6.6％上昇し、8月の6.3％から加速し、1982年8月以来最大の上昇率となりました。

月次ベースでは、コア指数は8月と同じ0.6％の上昇となりました。投資家や政策担当者は、広範な基礎インフレを反映し、将来のインフレを予測するものとして、コア・インフレを注視しています。

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