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【発想の転換】面接での逆質問を恐れるな

今日は逆質問つまり応募者から会社への質問のテクニックについて共有したいと思います。

PAN

簡単に自己紹介をしますと、私は3回の転職を成功させ、年収4000万円以上。外資で採用の仕事もしています

逆質問というとこんなイメージを持っているかもしれません。

  • 最低何問用意する。
  • モチベーションが高いことをアピールする。
  • 本気で応募していることをアピールする。
  • 事前の会社研究をしてきたことをアピールする。
  • なんとかボロを出さずにやり過ごす

これらも悪くないんですが、これだけではダメです

学べること

面接は会社があなたを選ぶ場(だけ)ではない

これでは逆質問の時間を最大限活用できているとは言えません。逆質問にはもっと重要な目的があります。面接というと会社があなたを採用するかどうか決める場、と思うかもしれません。これは半分正しく半分間違っています

面接は、あなたが会社を選択するかどうか決める場でもあります。

ここ重要なのでもう一度いいます。面接は会社があなたを面接するだけではなく、あなたも会社を面接するのです。つまり面接とは双方向のものなんです。

事前にポジションのJob Descriptionつまり募集要項はあります。でも一枚のJob Descriptionですべてがわかるわけありません。確認するべきことは山程あります。

例えば、どういう組織なのか?レポートラインは?自分にはどれぐらいの権限が与えられるのか?上司になる人のマネージメントスタイルは?どんな人達とどういう関わり方をするのか?自分には決定権はどれぐらいあるのか?

それらを聞いて、まだその会社に入りたいか。自分のやりたい仕事か考える必要があります。会社もあなたを雇いたいか考えますし、あなたもその会社で働きたいのかどうか、そのための情報をお互いに得るのが面接なのです。決して会社が一方的にあなたに対して合格や不合格を突きつける場ではないのです。

面接を終え無事オファーを貰ったとします。

  • 給与は希望通りなのか?
  • 希望を下回っていた場合、妥協するのかしないのか?
  • 上司になる予定の人と合うのかどうか?

こういう材料をもとに今度はあなたが判断する番です。

私が内定を断った理由

ここで私の経験をお話させてください。私は上司になる予定の人と合わないと思って内定を断ったことがあります

その人は面接の時、こう言いました。「私のチームはすごく忙しくて平日も夜遅く、土日も働いていることもある。」その上司になる人は自分のチームに入る人はハードワーカーじゃないと困るし、入ってみて予想外のハードワークですぐに辞められるのは困るので、事前にそのことを私に正直に伝えてくれました。

私としてはその時はまだ若かったですし、忙しいのは構わないと思ったのですが、「なぜみんなそんなに忙しいのですか」と聞きました。人が足りないのか、予算がなくてアウトソースできないのか、ただみんなワーカホリックなのか、いくつか理由は考えられます。

そうするとその上司になる予定の人はこう言いました。「私はみんなにパーフェクトな仕事をして欲しいから部下から出てきたプランは徹底的にプッシュバックしてプランを完璧にさせる」、という回答でした。この時点でこの人は典型的な「マイクロマネジメントだな」と思いました。このマイクロマネージメントのおかげてみんなが忙しいんだなと。ちなみに私はマイクロマネジメントされるのが大嫌いです。そういう理由でこの会社からはオファーを貰ったのですが辞退しました。

私が面接を受けるときはマネージャーになる人に「あなたのマネジメントスタイルを教えて下さい」と聞くようにしています。上司になる人がマイクロマネージャーだなと思ったらその仕事は見送ります。会社もポジションも星の数だけあるのですから、合わなそうな上司のもとに就職しなくても他に選択肢はたくさんあります。

面接とはマッチングの場

私も候補者からこの質問をされることがあります。「あなたのマネージメントスタイルを教えて下さい」。私が答えるのは「私より優秀な人を雇ってできるだけ任せることです。もちろん私がインプットできる時、ヘルプできるときは全力でヘルプします」と答えます。

これによりマイクロマネジメントが嫌いな人は私のマネジメントスタイルを良いと思ってくれるでしょうし、逆に細かく指示して欲しい人は入社してこないでしょう。

面接はこのように、会社が候補者を一方的に選ぶ場ではなく、お互いがマッチしているか判断しミスマッチをなくす重要な場面なのです。つまり会社があなたをインタビューする場だけではなく、あなたが会社をインタビューする場でもあるわけです。

会社は全て違います。一つとして同じ会社はありません。同じ会社の中でもすべてのポジションは違います。またすべての候補者も違います。経験もスキルも違います。これはいい悪いではなく、合うか合わないか、マッチングの問題なんです。

面接は試験ではない

センター試験で良い点を取ることや大学受験では、皆で同じテストをうけ、点数の高い低いで合格か不合格か決まります。でも会社の面接は大学受験とは全く違うんです。面接はお互いのマッチングなんです。どちらかというと恋愛のほうが近いかもしれません。恋愛の好みは全員違いますし、合う合わないがあります。会社もそれに近いんです。つまり採用されなければマッチしていなかったということだけであり、あなたに問題があるということではありません。めでたく採用されてあなたも入社したいと思ったらマッチしたという事なんです。

あなたと会社は対等な関係

面接といっても、どうやって採用されようかということだけ考えないで、私が選ぶにふさわしい会社かどうかあなたが選ぶ、という視点も忘れないでください。立場は対等です。この考え方に基づいて逆質問を活用してください。もう一度いいますが、逆質問の時間は、問題のない質問をしてなんとかやり過ごす時間ではありません、あなたが会社をインタビューする大事な時間なのです。

これぐらい強気で臨んだほうがよい結果が出ますし、給与交渉なんかも気後れせずにできるものです。

最後に転職エージェントのまとめ記事のリンクがありますのでぜひそこから自分に合う求人があるかチェックしてみてください。

PAN

では、今日はちょっと熱くなってしまいましたが、あなたの転職による年収アップをお祈りしています。

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