年収アップのため、日本企業から外資への転職を考えている人にこの記事を送ります。この記事を読むと外資系のメリットとデメリットが分かります。そして、結局どっちがおすすめなの?というところまで解説します。独断と偏見ですが。
外資勤務歴20年以上のPANが解説します。
外資のメリット
給料が高い
国内企業の1.5倍か2倍以上の給料も夢ではありません、というか余裕です。
実力主義
実力主義なんてしんどいから嫌です、ぬくぬくやってたいですという人には向きません。実力で自分の給料を上げていきたい、責任ある仕事をしたいという方には最適です。ただ、そんなにめちゃめちゃ大変でもないです。入ってみたら意外とこんなもの?と拍子抜けするかもしれません。
実力主義なので年下の上司、年上の部下も当たり前です。成果を出せば年齢に関係なく出世できますし、成果を出していないパラサイト社員もいません。国内企業で頑張っている人は、頑張っていない同僚が同じぐらいの給料をもらっていることに不満を持っています。外資系では成果を出さない人は自動的に淘汰されます。
株がもらえる
外資系では、上場前ならストックオプション、上場後ならRSUと呼ばれる株そのもの、かなりディスカウントで株が買えるESPPという持ち株制度があります。株がもらえることにより社員が全員株主となり、自分達の持ち株の価値を上げようという一体感が生まれます。
ちゃんと有給消化できる
「消化できる」というか外資では消化しないと怒られる場合があります。有給を消化されるのが会社としての義務という考え方が根付いています。もちろん男性の育休も国内企業よりはるかに取りやすいと思います。
セクハラ、パワハラご法度
もちろん日本企業でもセクハラ、パワハラはご法度ですが、外資ではより徹底されています。セクハラ、パワハラがあればすぐに人事に報告し、人事もすぐに対応する文化が根づいています。
転職しやすい
国内企業もすでに終身雇用ではありませんが、転職はまだネガティブな印象があると思います。外資では全員中途採用の会社も多く、転職はキャリアプランの一部として認識されています。今働いている会社でスキルを得て、より良い条件で転職するのは外資では「当たり前のこと」です。
デメリット
もちろんデメリットもあるよ
もちろん外資もいいことばかりではありません。ここからデメリットを解説します。
英語力が必要
これをデメリットと考えるかは微妙です。英語力は国内企業勤務でもあった方が良いスキルです。ただ英語力がないそもそも外資系に入れなかったり、仮に外資系に入社できてもプロモーションできないこともあるので、デメリットとしておきます。
退職金がほぼない
これもデメリットと考えるかは微妙です。私に言わせれば、退職金は給料の後払い制度です。私なら不確実な後払いの給料より、今すぐに高い給料が欲しいです。
福利厚生が最低限
外資も会社の規模が大きくなると福利厚生は充実してきますが、国内の大手企業にはおよびません。格安で住める社宅なんかは存在しないと思ったほうが良いでしょう。もちろん通勤の為の交通費ぐらいはもらえます。
首になりやすい
これはイメージ通りだと思いますが、本当にそうです。でもこれって本当にデメリットでしょうか?今の会社で一生働く気がないのであれば、会社都合で辞めるか、自分都合で辞めるかの違いだけです。次の会社で働き始めるまでの生活防衛資金を用意しておけば大したリクスではありません。穏便に社員を解雇するためパッケージと呼ばれる一時金をもらえる場合もあります。こちらは退職金扱いになり税金も安いので手取りは多くなります。
クビになった瞬間は悲しい気持ちになるかもしれませんが、気を取り直して次の職を見つければいいだけ。よりよい職場が見つかり、「あの時首になってよかった」と結果幸せになる場合が多い気がします。
まとめ
メリット | デメリット |
---|---|
給料が高い 実力主義 株がもらえる 有給消化できる セクハラ、パワハラご法度 転職しやすい | 英語力が必要 退職金がほぼない 福利厚生が最低限 首になりやすい |
ここまで、メリットとデメリットを見てきました。デメリットも、すべてあえてデメリットと言えるかもしれないという程度のものです。これらを踏まえて私の独断で結論を出します。
外資系の圧勝(独断と偏見)
※最後までお読みいただきありがとうございます。
応援ボタンを押して頂けると嬉しいです。
今週は16人の方が押して頂けました。
できたてのブログなので皆様の応援ポチが重要です。
おかげさまでブログ村転職キャリアブログ(OUTポイント順)
で1位を獲得しました。(2022年11月8日)
\ 見てね /
コメント